
POISON TEACHER
第26章 もし高校野球の監督に毒舌教師がなったら……(前編)
『溝坂先生っーーーーー!!!!!』
『………………!!!!』
皆は突然と止まっていった。
そこにはなんと、
部員が以上に少なく、
怠惰な態度の印象だった。
『お前らっ!!
ピシッとしやがれっ!!』
佐久間が大きな声を掛けるが
全く反応しなかった。
勝『まじかよ………、
門田先生が謹慎して
代理キャプテンに任命され、
クラスをまとめるリーダーの
佐久間でも、
ダメなのか…………』
皆はやる気のない野球部に
幻滅しそうになっていった。
他の部員たちが答えた。
『部員の皆は、
ほとんど補習とかで
いないんすよ』
『将来の進学に
部活は時間の無駄だとか…
教頭先生たちが呼び掛けて
皆勉強しに行ったよ』
『高校生は
あっという間だから
きちんと勉強しなさいって
親が糞うるさくてって行ったんだ!』
『あと、
推薦とってた連中も
教頭たちに脅されたんだ
補習を受けないと
奨学金をストップするつって
勉強に行ってます』
『ザコイ俺たちに
勝ち目なんかねぇよっ!!』
部員たちから漏れた
学校側の本音や、現状に
四組たちの怒りは
押さえられなかった。
