POISON TEACHER
第4章 平面だけの世界は1番つまらない
筧は、溝坂にお礼を言った。
『先生ありがとうございす。
このように解決したのも……』
溝坂は筧に手を顔に当てた。
『バーカ、俺は手助けしただけさ。
お前は最後まで自分の意思で動いた。
やればできるじゃねえか!!』
溝坂は筧を誉めた。
『お前の学校生活はこれからだ。』
あゆみたちは筧に寄り添い、
『今度無料でエロサイトの行き方教えてくれない。』
『コラ!バカ男子!』
周囲はうるさくなったが、筧は幸せだった。
筧は過去を振り返り、
溝坂の言葉を思い出した。
『平面な世界ほど1番つまらないものはねぇ!!
立体的な現実が1番充実してる。
びびんねぇで飛び込め!!』
筧はあゆみたちに声をかけられた。
『ねえ、このあと街に遊びにいきましょ!?』
『おぉ~、無修正動画ガチでタダで取れた。』
『英太!!』
筧は勇気を振り絞り
『ゲーセンに行こう!!』
『イェーイ!!』
六人は、楽しみに街へむかっていった。