
POISON TEACHER
第27章 もし高校野球の監督に毒舌教師がなったら……(後編)
『バカヤローっ!!
豪速球だか
何だか知らねぇけどなぁ
溝坂監督は
ビビるなっつっただろ!?
相手はストレートしか
投げてないっ!!
高江をピッチングマシーンだと
おもえっ!!』
松江はバットを強く握り
顔つきが変わった。
溝坂はその様子をみて
感心していた。
(バットを振るのが
遅ければ……………)
高江は
また豪速球ど真ん中をストレートに
投げてきた。
松江は投げる前に
バットを振った
カキーーーンっ!!
(あっ……、
当たった………!!)
