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POISON TEACHER

第5章 過去にこだわることより今から変わろうって思わねぇか



今日は土曜日。
桜庭高校は、
奇数の週だけ午前のみ授業がある。


土曜日に授業は面倒くさいが、
午後から街に遊びにいく生徒たちがかなり目立っている。



溝坂大輝は
教師の仕事を終えてコンビニで夕食を買い始めた。



『あっ!先生!!』


声をかけたのは
英太と理恵のカップルだった。


『お前ら人前でイチャイチャしてんじゃねえよ!!
で、何の用だ!
のろけ話を聞けと?』


『バカね。先生
街に来たばかりよ。
あっ一応プリとってるわ。』


『プリクラかよ
何で女はああいうの好きなんだ!』


『先生ひょっとして付き合ったことあるんですか?』

理恵たちは溝坂のプライベートに突っかかった。


『あるに決まってんだろ!!
今は独身でフリーなだけだ!』


『先生ヤったことなかったりして?』

『何をだ?』


『エッチよ!
どうせ童貞なんでしょ?』


溝坂は
『んな訳ねぇだろ!!初体験はもう済ました』


『先生マジかよ。』


『元カノさんとどんなことしたの…』


二人はかなり溝坂の初エッチな話に興味津々だった。


すると……、


『何をしてんだ!!
君は!?』



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