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POISON TEACHER

第27章 もし高校野球の監督に毒舌教師がなったら……(後編)

歓声は止むことは
決してなかった。



…………ウワァァァァァッ!!!



『頑張れ!!頑張れ!!
桜庭高校っ………!!』



『みんなっーー、

しっかりーーーーーー!!』



『頼むぞっ!!
最後まで声が枯れようが
どうなろうが、


応援はやめねぇからなっ………!!!』






……ワァァァァァッ!!



桜庭ナインたちは、
苦しみながらも立ち上がり
試合に望み続けたが……、



点差は開く一方だった。



七回目の時には
既に20点差は開いていた。



ナインたちは、
諦めそうになった。


湯山『俺たちは………、
もう、頑張ったから……


いいのかな…………?』




妃『勝つために、
皆に良いところ見せれなかった……』


西島『俺は……、
諦めたくないっ………!!!


部活が忙しいからつって
彼女と会えない日が続いて、
喧嘩ばかりしてた。


なのに、別れもせず
むしろ応援し、見に来てくれる
彼女、そして皆に


………申し訳ないっ!!』



流星『どうせ…………、





もうっ…………




ゲームオーバーだよ…………』

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