
POISON TEACHER
第27章 もし高校野球の監督に毒舌教師がなったら……(後編)
『バカヤローーッ!!
締まらねえ終わりかたを
するんじゃねぇっ!!』
この声は………、
『門田先生ッ!!』
自宅謹慎してるはずの
門田がベンチに現れた……
『ど、どうしてですか?』
『五十嵐教頭から電話があってな
"君たちが引っ張ってく時代だ"
ってきて、
謹慎を解かれたんだ!!』
『かっ……、
門田監督ッ!!』
皆は涙を流しそうになった。
すると溝坂が
ドサッと立ち上がり………、
『監督は俺だろ!?
男がメソメソと泣くんじゃねぇ!!
この試合、
勝とうが負けようが関係ねぇっ!!
野球で大事なことは
たった1つだ!!
人々に感動を与えることだ!!』
『……………!!!!!!』
ワァァァァァァァッ……………
