
POISON TEACHER
第5章 過去にこだわることより今から変わろうって思わねぇか
溝坂大輝だった。
ライトを照らしてるのは、
理恵と英太であった。
『あ~あ、
聞いてりゃいい気になりやがって
社会がどうのこうのってさぁ…、』
『この前はよくも、あんなことを言ってくれたなあ…
おかげで、お前のクズ生徒を裁けなかったじゃかいか』
『最近の社会は
履歴や前科で人を過去でこだわりすぎ
だから政治も経済も腐るんだよ!』
『何いってんだ!!
一度犯したら
もう、誰にも信頼されないし頼りにもしてくれないんだよ!』
溝坂の怒りは、
ピークに達した!
