
POISON TEACHER
第37章 弱いやつほど陰で悦に浸って威張ってる
『なるほどね、
どうりで女子トイレがやけに
床が水浸しだったんだね………』
『ひでぇ奴らだな
現場いって暴きゃいいのに』
『俺が女ならな………』
『なにいってるのよ!?
一学期の最初、
女子トイレに堂々と入ったじゃないの……』
『あれとこれとは別だ………』
カナたちは時計を見て
慌てて外へ出ようとし始めた
『ごめんっ溝坂先生っ!!
私達、最近軽音部に入って
バンドの練習をしないといけないから…』
『おいっ、待てよ薄情ものっ!!』
カナたちは、図書館から
あっという間に去っていった
