
POISON TEACHER
第37章 弱いやつほど陰で悦に浸って威張ってる
溝坂は職員室に戻り、
パタッと戻りこんで
椅子に深く腰かけていった……
『溝坂先生っ………!!!
何を考えているんですか?』
楠木は溝坂に話しかけてきた
『なんだよ………
そんなに俺のところに潜り込んで
弱みや秘密を握りてぇのか……?』
溝坂は煙たい態度で楠木に対応した
『そんなわけありませんよ
もしかして例の女子トイレでの
いじめで悩んでるんじゃないんですか?』
『あ~あっ、
女の勘は鋭いねぇ』
『この前通ったとき
床下が濡れてたからねっ………』
『理恵と同じこと言ってた………』
