無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

二階には
たくさんのテーブルとイスが
並んでおり
テーブルの上には
重箱弁当が人数分が
置かれていた。





窓辺には
美しい沖縄の自然の景色が
たくさん見られて楽しめる



特に北側には
キレイな海辺があり
さざ波は静かであれば
心地よく聞こえてくる。



あゆみ、祐実、カナ、七海は
食事よりも景色とお喋りを
楽しんでいた。






『キレーーーイッ!!


こんな青くて美しい
景色の前で食事なんて………』







『それに比べて………』







ワイワイワイ………



ガヤガヤガヤ…………





男子たちの
食欲旺盛で景色を楽しもうとしない
花より団子状態で
女子のお喋り以上に
大騒ぎをした。




特に
拓真と勝がご飯の取り合いが激しかった





『あきれたっ………


男子ってなんで
あんなバカなことをするの？』





女子たちは
せっかくの景色が台無しにされた
気分となり



気まずく食事を進めていった。





『そういえば
溝坂先生はどうしたんだろう？』



『楠木先生もいないのよ
さっきまで二人とも
食事をしていたのに………』




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青くて美しい波と
聞き心地のいいさざ波の前に
楠木と溝坂は突っ立っていた。







ザザーーーンッ……………