テキストサイズ

POISON TEACHER

第6章 他人についてとやかく文句言うやつ程下劣なやつはいない。




溝坂は麗奈に
毒舌説教を始める。


『甘えてんじゃねえよ!
クソアマが!?
親に言われようが、友達や周りから文句を言われようが
そんなの無視すりゃいいんだよ!!』



麗奈は、涙を流し泣きはじめた。


あゆみたちは、
黙って麗奈を見守るように見つめていた。



『麗奈…、
さっき授業で言ったはずだ。』



『……』



『人の文句を言うやつ程下劣なやつはいないって!』


『……!』



麗奈は、膝をつき、手を地面におき
自分の気持ちに素直になれなかったことを後悔し泣き叫んだ。
職員室中に鳴り響く程に、



ストーリーメニュー

TOPTOPへ