テキストサイズ

POISON TEACHER

第6章 他人についてとやかく文句言うやつ程下劣なやつはいない。

溝坂は麗奈に寄り添い、頭をポンポンと撫でた



『麗奈…、
もうお前は反省し
理解した。
だが拓真のほうも
済まさなきゃ意味がねぇ!』



溝坂は思い立った。


『よし!!
拓真の家に家庭訪問だ!』



周囲は仰天した。



拓真の母は、
一度も家庭訪問した教師はいなかった。

留守にしてるのがほとんどだが
家にいたとしても
頑なに拒否するらしいのだ。



だが溝坂はそんなことお構い無しに


拓真の家に訪れた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ