
POISON TEACHER
第44章 沖縄旅行なんくるないさぁー(孤島のサバイバル)
一方、溝坂は
森の中に入り込み
必死で楠木を
走り回りながら探していた。
ハァハァ………、
ハァハァ…………、
『どこに消えたんだ
あの小娘がっ………!!!!』
森へ深く深く
進んでいくと………
溝坂の顔に一粒の
滴が落ちてきた
ポタッ…………、
そして、
徐々に滴は増えていき
落ち続けた
ポタッ……
ポタッ、ポタポタポタポタっ!!
ザザザザーーーーーッ!!!!
『クソッ!!
よりによって雨が
降ってきやがった………
早く探さねぇと
面倒なことになりそうだっ!!』
溝坂はそのまま
森の奥へ進行していった
