POISON TEACHER
第46章 沖縄旅行なんくるないさー(交差する想い)
ジェイソン『……………、
悪いが、ここの学生たちが
先に予約したから
お前らの分はないんだ……』
キャンベラーは
中指をたてて自分の方向へ
動かし挑発しはじめた
ジェイソンはその挑発に
応じず常に冷静さを保っているが
アツシや町子たちは
顔にこそ出てはいないが
怒りを感じつつ、冷静に固唾を飲んでいる。
『………、
仕方がない
先約がいる以上
長居は無用だ!
だが次からは
予約しとくぜ
断る権限は
あんたらには無いがなっ!』
二人は外に行き
戦闘機に乗って帰っていった。
そして、四人は
ひっそりと部屋に入り
何やら会議を始めた。
拓真と勝は
盗み聞きしようとしたが
溝坂にまた止められる
『………ここは、未成年立ち入り禁止だ!
部屋で枕をしゃぶりながら
大人しくしてろっ!?』
勝・拓真たちは
歯を食いしばりながら
生徒たちと一緒に部屋へ戻っていった。