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POISON TEACHER

第6章 他人についてとやかく文句言うやつ程下劣なやつはいない。



あれから数日後



『拓真!!
遅刻するわよ!』


寝坊した拓真は
母に起こされ、
慌てて準備をする。


『弁当は…!』


『作ってるわけないでしょ!?
こっちは夜の仕事で忙しいんだから!?』


ピンポーン


呼び鈴が鳴った。


鳴らしたのは、
麗奈だった。



『拓真!!
ハイこれ拓真の弁当よ!!』



『麗奈サンキュー!!いいのか、親に怒られんのに…』


『大丈夫よ!
私が説得したら、
渋々ゆるしてくれたもの。』


『お袋行ってきます!!』



二人は学校へ仲良く登校していった。



拓真の母は、
少し羨ましい顔をして思った。


(溝坂先生みたいな人がいたら、
学校へ行ったかもしれないなぁ)





二人は学校へ着いたとたん教室でイチャイチャした。



溝坂が教壇に上がり、


『拓真!麗奈!
人前でイチャイチャすんな!!』



『よーし、出席をとるぞ!!』



四組は4月より、
かなり賑やかになった。





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