
POISON TEACHER
第7章 女はブスになんなきゃ、女じゃねえ!!
放課後
理恵は、怒りながらも内心は不安だった
そこにある男が話しかけた。
『理恵ちゃん?
どうしたの元気ないよ』
声をかけたのは、
尚美の彼氏
福谷政夫だった
理恵は、
今日の愚痴を大いに語った。
『もうなんなのよ!!男ってさぁ、
プライドが高いのかなぁ!
ただのファンなんだし、
別にいいじゃん、
好きな芸能人とかいてさぁ………、』
愚痴を延々と続いた。
『それはさぁ、
彼にもいえることあるんじゃない?』
『ううん!!
彼そういうの興味ないし疎いんよね。』
『例えばの話。
彼がAKB48を好きで、かなりのアイドル押しで、皆に公言したり、理恵ちゃんに言ったらどう思う?』
理恵は、戸惑ったが
『そりゃ、彼女としては、不愉快だし、嫉妬するわよ!?』
政夫はニヤッとして答えた。
『そうだろうね。
英太君が怒ったのはさっきの質問と同じような感じだからさ。』
『でも…、
何で嫉妬したのかしら?
あっ…!
そっか、私が自慢気に話したから、
きっと嫉妬して怒ったんだ。』
『ありがとう…、
明日から謝ってみる!』
