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ゲーム~姉の男を寝盗る~

第13章 布勢賢人の事情

「私……焼酎飲めないんだけど……」

注文した焼酎の水割りセットが運ばれてきた。

「薄く作ってやるから大丈夫だ」

最初の一杯だけは。

徐々に濃くすればいい。

『酔った私を襲って』的なのが
瑞穂のお望みならば仕方のないこと。

瑞穂は俺が作った水割りを口にした。

「な?水みたいだろ?」
「そうだね。これくらいなら……」

だってそれはほぼ水だからな。

ここまで薄いと長期戦になりそうだが
次第に酔っていく瑞穂を堪能するのも
悪くない。

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