テキストサイズ

ゲーム~姉の男を寝盗る~

第14章 やっと会えた

ドアを蹴飛ばし二人の男が乗り込んできた。

「警察だ」

それにしては若すぎる風貌。

警察手帳を提示するわけでもない。

それでも賢人たちは後ろめたさからか
警察だと信じきったようで
慌てた様子で逃げるように
窓から部屋を出て行ってしまった。

警察と名乗った男の二人組は
ハイタッチをしている。

私は腰が抜けたように
脚から崩れ落ちた。

やっぱり怖かったんだ……私。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ