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ゲーム~姉の男を寝盗る~

第14章 やっと会えた

「あいつら……俺らが警察だって信じやがった」

この男には見覚えがある。

カレを待ちわびている私に
声を掛けてきた男の一人。

そして……

「俺がスーツ姿だからだろ」

待ちわびて恋に焦がれているカレ本人。

こんな形で再会なんて……最悪。

でも……なぜここに?

私は未だ状況が飲み込めず
呆気にとられていた。

「御嬢様。助けに参りました」

聞きたいことは山ほどあるのに
言葉にならない。

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