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ゲーム~姉の男を寝盗る~

第2章 ゲーム始動【瑞穂19歳 李奈16歳】

「こちらは藤木くん。で、こっちが妹の李奈」

瑞穂はわざわざカレシを私の部屋まで
連れて来て紹介した。

「こんにちは。お邪魔しましてます」
「どうぞ、ごゆっくり」

……70点。

瑞穂にしてはそこそこの男をゲットしたようだ。

「李奈も一緒にリビングでケーキ食べない?
ほら見てッ。藤木くんが買ってきてくれたのッ」

瑞穂がケーキ屋の箱を掲げる。

今日は両親が外出している。

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