デリヘルの店長辞めました。
第13章 不思議ガール
なんだろう、デリヘルだからとかじゃなくて初対面で面接してもらう時って多少ちゃんとした服着て、メイクを薄くてもするのが一般的かと思ってたのですが、なんか…違うなぁって思ってしまいました。
きちんと挨拶するのは偉いですが…それ本名…ってなりました笑
そしてこのY美ちゃん
お話ができない!!!!
おっさん店長がY美ちゃんを面接を開始してきます。
「お名前と年齢と住所、連絡先、生年月日書いてね。」
そう言っておっさん店長がペンと紙を渡すと
ペンを持ったままY美ちゃんはずっと考えているみたいでした。
もしかして18歳未満で書けないのかな?とか考えてみてました。
「あのぅ…これは…誰のを書けばいいんでしょうか…???」
この言葉に私と店長は目を合わせてびっくりしました!!!
「あ。あのさ…私と店長と貴方しか居ないんだよ??貴方以外の誰のを書くの?」
「あ!そっかー!!!」
そう言ってY美ちゃんは書き出しました。
「この仕事は経験者?未経験?」
「誰がですか?」
「このお店を選んだのはなんで?」
「誰がですか?」
もうずっと会話のキャッチボールはできません。
投げたら投げっぱなし取る気なし!
勝手に変なボール投げてくる!