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デリヘルの店長辞めました。

第16章 Gさん

そんなかわいい思い出のあるおじいちゃま。



いつも最後のお風呂の時にいうのです。



「スミレちゃんはね、おじいちゃんのお姫様なんだよ。
スミレちゃんと会うことでおじいちゃんいつも命の洗濯をしてるんだ
スミレちゃんと会いたいからまた明日から頑張ろって
片足棺桶に突っ込んでるけど、まだまだ生きたいしね!!
今死んでも、スミレちゃんに会えたことでおじいちゃんは後悔もないんだ。
いつもありがとう。」




「ありがとう。は私のセリフだよ
いつもありがとう。まだまだ小娘だし
そんな風に言ってくれるおじいちゃんがいるから、私頑張れるの。
また来て元気な姿見せてね」




毎回毎回同じ繰り返しですが人の言葉というものは
本当に力があって
時に人を傷つけて時に人に勇気を与えてくれると思っています。

このおじいちゃまのお言葉は
いつも私に勇気をくれました。


ありがたい。

そんなおじいちゃまみたいな、心優しく
人の気持ちを温められる人間になりたいところです。


Gさんはこのお店を辞めるまでの1年間お会いすることがあり、辞めてからもほかのお店に移った私を追いかけてくれるおじいちゃまでした笑
本当にお世話になりました。



ではでは次は!
女の子の話をしましょう。
ホラー系でありますので、苦手な方はUターンか飛ばしてくださいね!
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