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ヒミツの関係 SA

第4章 4 翔

4-7

だんだん そこが柔らかく解れ、雅紀の表情もゆるりとしてきたところで、
恥ずかしがる雅紀の脚を開かせ 俺は自分自身の先端を後ろの入口に充てがい、
出来るだけゆっくり、中へと押し進めた。

「んん・・・っ」

俺の腕を掴む雅紀の指先に ぐっと力が入る

尚も進めようとすると 逃げるように雅紀の身体がずり上がっていく


「雅紀・・・力抜いて・・・大きく息、出来る・・・?」
「はぁ・・・はぁ・・・は・・・ぁ・・・」

「・・・ほら、吸って・・・吐いて・・・大丈夫?」
「ん・・・」
「・・・痛くない?」
「ちょっと・・・でも大丈夫だから・・・、お願い、ゆっくり来て・・・・・・んっ、」

狭い場所を抉じ開けて入っていく感覚は女の子を抱く時の比じゃなかった

頭がくらくらするほどの快感

今すぐ動きたい、カラダの中で渦巻く熱を早く出したい、という自分勝手な欲望を必死で堪える


「雅紀、もう少しだよ・・・大丈夫?」
「は・・・ あっ、 ぁ・・」

「はぁ・・・全部・・・入ったよ・・・」


「・・・・・・ぐすん・・・」
「な、泣いてんの?ごめん、やっぱ痛い?やめようか?」

めっちゃ焦った。
雅紀の涙を見た途端、俺は半分抜きかけて

「ダメ・・・やめないで・・・」
「あ・・・うん、いいの・・?じゃぁ、」
「ううっ・・・」

もう一度奥まで戻った時に、差し出されるように仰け反った 雅紀の白い喉元を 舐めあげたくなる衝動を必死で堪える。


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