テキストサイズ

ヒミツの関係 SA

第5章 5 雅紀

雅紀 5-1

俺の初体験・・・


翔ちゃんが入ってくるときはさすがに痛かったし
カラダの内側を突かれ、掻き回されるような感覚は 
正直違和感があって変な感じもした

・・・けど、俺は翔ちゃんを受け入れることができたし、
翔ちゃんも 二人共が気持ちよくなれるようにしてくれて。

最後には俺もちゃんとイクことも出来た・・・
ってことで。
良かったんだと思う。

うん、初めてにしては上出来・・・だよね・・・


「雅紀・・・大丈夫?」


終わった後も翔ちゃんは優しかった。
まだ下半身が軋むように痛い俺を労わり、
汗をぬぐい、後始末も全部してくれた後に、
喉がカラカラになった俺に 水を口移しで飲ませてくれる。


思わずホロリとした。

翔ちゃんと付き合える人は幸せだなぁ・・・



出来れば俺が翔ちゃんの大切な人になりたかった

でもそれは無理で・・・
今の俺のなりうるベストな関係が 
仲のいいメンバーであり 快適なセフレなら、
俺はこの関係をいつまでも保てるようにしたい。

出しゃばらず、欲しがらず、都合よく使える、
軽い関係のセフレになろう。
そのためなら俺、何でもするから・・・


そしたら翔ちゃん、俺のことまた抱きたいって
思ってくれる?
ずっと・・・、は無理でも、
しばらくの間は 傍に置いておきたい、って思ってくれる?


ストーリーメニュー

TOPTOPへ