ヒミツの関係 SA
第5章 5 雅紀
5-2
「で、俺の口から聞くのもナンだけど・・・男試してみてどうだった?
友達が言うほどでもなかった、かな・・・」
「そ、そんなことないよ。今日は初めてだから最初ちょっと痛かったけど、それでも・・・翔ちゃん優しくしてくれて・・・よ、良かった・・・よ」
「じゃぁ・・・またスル気、ある?」
「ある、あるよ。・・・あ、でも、翔ちゃんは・・・?やっぱプロの子の方がいい・・・かな・・・」
「そんなことない・・・俺も・・・雅紀・・・すごく良かったよ」
「ホント?じゃあ・・・俺たちこれからもこんな感じで・・・いい?」
「お前がいいなら・・・お願いします・・・」
ちょっと照れた笑顔で、頭なんか掻きながら
翔ちゃんが言った言葉に心からホッとして
危うく泣きそうになった。
ある程度スケジュールが安定してる俺と違って、
翔ちゃんはいつもいつも忙しい。
5人でのレギュラーに加えて
その時々で報道関係の海外ロケがあったり、
特別番組で飛び回ったり、
ホントに一体いつ休んでるの?って感じだ
「今は終戦関係とオリンピックがあるから特に忙しいだけで 普段はそんなことないよ」
・・・絶対嘘だ。そういうのがない時だって、
いつもその代わりに何かしらスケジュールが入ってるもん
・・・と、いうわけで 自然と
俺が翔ちゃんの時間に合わせることになる
そうすると 俺が次の日は朝から仕事、
っていう前日の深夜しか会えなかったり、
遠方ロケの帰りでクタクタな時に
そのまま翔ちゃんちに直行したりすることになって・・・
そんな無理を続けた結果、
俺はとうとう熱を出してしまった。
「で、俺の口から聞くのもナンだけど・・・男試してみてどうだった?
友達が言うほどでもなかった、かな・・・」
「そ、そんなことないよ。今日は初めてだから最初ちょっと痛かったけど、それでも・・・翔ちゃん優しくしてくれて・・・よ、良かった・・・よ」
「じゃぁ・・・またスル気、ある?」
「ある、あるよ。・・・あ、でも、翔ちゃんは・・・?やっぱプロの子の方がいい・・・かな・・・」
「そんなことない・・・俺も・・・雅紀・・・すごく良かったよ」
「ホント?じゃあ・・・俺たちこれからもこんな感じで・・・いい?」
「お前がいいなら・・・お願いします・・・」
ちょっと照れた笑顔で、頭なんか掻きながら
翔ちゃんが言った言葉に心からホッとして
危うく泣きそうになった。
ある程度スケジュールが安定してる俺と違って、
翔ちゃんはいつもいつも忙しい。
5人でのレギュラーに加えて
その時々で報道関係の海外ロケがあったり、
特別番組で飛び回ったり、
ホントに一体いつ休んでるの?って感じだ
「今は終戦関係とオリンピックがあるから特に忙しいだけで 普段はそんなことないよ」
・・・絶対嘘だ。そういうのがない時だって、
いつもその代わりに何かしらスケジュールが入ってるもん
・・・と、いうわけで 自然と
俺が翔ちゃんの時間に合わせることになる
そうすると 俺が次の日は朝から仕事、
っていう前日の深夜しか会えなかったり、
遠方ロケの帰りでクタクタな時に
そのまま翔ちゃんちに直行したりすることになって・・・
そんな無理を続けた結果、
俺はとうとう熱を出してしまった。