ヒミツの関係 SA
第8章 8 翔
8-5
「お前にキスできないだろ」
え?
松潤のセリフに 雅紀以上に驚いた俺は 思わずビクッと身体を震わせ、肩をガラスにぶつけてしまった。
それが功を奏したのか 一瞬 松潤の動きが止まり、雅紀は辛くもキスを避けたようだ
よくやった、雅紀!
でも、松潤はめげなかった
その後も 攻撃の手を緩めないどころか ますますヒートアップする展開・・・
おい、ちょっと待て・・・
俺がここにいること 忘れてないよな?
それを承知の上で まさか今から・・・?
あり得ない
いや、コイツならやるかも!
それを想像した途端、何度も味わった 雅紀の色っぽい表情や甘い嬌声が脳内に浮かんで、カラダがカッと熱くなる。
ふざけんな、
そんなの見たくねーよ!
だけど今更のこのこ出ていくわけにもいかない
羞恥と屈辱を感じながら 俺は息を顰めて カーテンを握り締めるしかなかったが・・・
今、何て言った?
雅紀も俺のことを好きだって・・・?
俺に好きだと告げられずに 苦しんでいるって・・・?
雅紀の苦しそうな声に胸が揺さぶられ、気づいたら 俺はカーテンの陰から出て、雅紀の前に姿を現してしまっていた。
「お前にキスできないだろ」
え?
松潤のセリフに 雅紀以上に驚いた俺は 思わずビクッと身体を震わせ、肩をガラスにぶつけてしまった。
それが功を奏したのか 一瞬 松潤の動きが止まり、雅紀は辛くもキスを避けたようだ
よくやった、雅紀!
でも、松潤はめげなかった
その後も 攻撃の手を緩めないどころか ますますヒートアップする展開・・・
おい、ちょっと待て・・・
俺がここにいること 忘れてないよな?
それを承知の上で まさか今から・・・?
あり得ない
いや、コイツならやるかも!
それを想像した途端、何度も味わった 雅紀の色っぽい表情や甘い嬌声が脳内に浮かんで、カラダがカッと熱くなる。
ふざけんな、
そんなの見たくねーよ!
だけど今更のこのこ出ていくわけにもいかない
羞恥と屈辱を感じながら 俺は息を顰めて カーテンを握り締めるしかなかったが・・・
今、何て言った?
雅紀も俺のことを好きだって・・・?
俺に好きだと告げられずに 苦しんでいるって・・・?
雅紀の苦しそうな声に胸が揺さぶられ、気づいたら 俺はカーテンの陰から出て、雅紀の前に姿を現してしまっていた。