えっちな事好み
第8章 青〇勘違い泥棒
後日…お隣はシュンヤ君を家に置いて、親戚の葬儀に出掛けた――――…
三連休…受験生は大変ね――…
我が家も…娘と息子がいるから…受験生の親をやったが…
合格するまで…気が抜けなかったもの…
お隣も…そうなのかしらね…
息抜きに、何か甘いものでも差し入れしようかしら…
私は、家事をしながら…シュンヤ君に差し入れを出来る者を探した――――…
「はあ?俺、これからバイトだし…無理!」
「私!友達とランチだし!」
娘と息子は…本当に白状…
とっとと出ていった―――…
で、主人を見ると…出かける準備をしている――――…
「明日…接待ゴルフだから…ゴルフ用品店をちょっと見てくる…夕飯までには帰るから!」
どいつも…こいつも…
私は、子供の成長と…旦那の自由さに…ため息をつく…
「しかたない…自分で差し入れるか…」