えっちな事好み
第9章 青春拗らせ〇年
「お疲れ様です…」
バイト先のコーヒーショップに入り…制服に着替える
ロッカーに私物を入れて、家では決してしないエプロンをつける…
「慣れって…怖いっすね」
俺は、バイトの先輩に自分のエプロン姿を鏡に写しながら聞いた…
「あ〜…エプロン姿な、最初は抵抗あったけど…慣れるもんだな――――」
先輩も、自分のエプロン姿を見て笑った…
バイトとは言え…エプロンだしな…恥ずかしいよな〜…
っと…その瞬間…ロッカーに入れたカバンが震えた…
慌ててロッカーを開けると、カバンに入れたスマホがメールを受信し震えていた!!
「!!」
内容をすぐさま確認する―――――…
『今すぐ来て』
俺は、その素っ気ない連絡に…カバンに私物を詰め込み来た扉から出ていこうとした!
「お、おい!」
「あっ!すみません!腹痛です!このままバイト休みます!!」
俺は、先輩の戸惑い焦る声を背中に聞きながら……全力で走り出していた!!