テキストサイズ

えっちな事好み

第9章 青春拗らせ〇年


「ふふふ…いい声で鳴くわね

ネズミちゃん―――…可愛い」



蝶子様は、俺の首筋に垂れた蝋をハサミの先で撫でながら…



楽しそうに笑う――――…



「あっ///ぅうぅ…蝶子様…」



涙目で顔を上げる……



ピリピリとする首筋に、ヒヤリと冷たいハサミの刃があてがわれている―――…


ハサミと言え…刃物である…



少し固くなった蝋をコンコンと叩く動作さえも―――…




マゾヒストの俺には…




興奮材料でしかない…





ストーリーメニュー

TOPTOPへ