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えっちな事好み

第17章 ※〇の苦悩


扉を開けると……



「いらっしゃいませ……蝶子様」



と、カウンターでお酒を出すバーテンが
私を見てにっこり微笑む



「こんばんは、奥ーーーー…部屋の準備は出来てますか?」



「ーーーはい、ご指定通り…」



バーテンは、頭を下げるとーーー…私に毛皮のコートを差し出したーーーー…




前もって届けておいた母の毛皮ーーー…


最近新しいのを買ったらしく…このコートは処分箱に入っていたーーー…



このコートだって…何百万単位の代物なのにーーー…


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