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時を越えて

第1章 時を越えて

「奬ありがとう。本当に奬は素敵だったよ。」

私は奬の手を掴んで自分の胸に手を当てさせた。

そして「ほら、まだ動悸がおさまってないでしょう?」

「凄く満足したもん。」

そう言って私は少し甘えながら奬に身体を寄せていった。

そんな私を奬の腕が優しく抱きしめてくれた。

ずっと一緒と思うと、心が軽くなって不安な思いも今はなくなっていた。

そして奬に抱かれたまま深い眠りに入っていった。



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