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時を越えて

第1章 時を越えて

その後兄は妹(愛する人)が目の前で撥ねられて他界した事が信じられなく何もする気もなく毎日をおくっていた。

そんなある夜どうしても妹に逢いたくて兄が、妹の所へ行こうとおもった時妹が前に現れ「一緒にお兄ちゃん行こう。」と妹が持っていた手鏡を星に翳し、その直後光が現れ兄と妹はその光に包まれて消えていく。

そして兄と妹は知らない何処かで永遠に結ばれ幸せに暮らす。

「まあこういったストーリだが」と監督は言った。

私は信じられなかった、まさかラストシーンが私達自身のストーリーになっているなんて思いもしなかった。

私は咄嗟に奬の方を見た。

すると奬は得意げに笑みを浮かべていた。

私は奬がこれだけ私の事を思っていてくれる事が嬉しかった。

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