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時を越えて

第1章 時を越えて

言うまでもなく皆からブーイングの嵐が飛んだ。

そんなことは耳には届かず私は別の事を考えていた。
(これでやっと速水奨がどんな人か会えるのね楽しみだわ。)

私の心臓はドキドキ鳴っていた。

私は早速台本を見せられた。

台詞は少なかった。

私は学生の頃演劇部に入っていただから自信があった。

その台詞は妹が自分を好きな事を知っている兄が自分も妹を愛していると知って叶わない恋に終止符をうつ所を妹が兄にすがり付くシーンだった

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