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時を越えて

第1章 時を越えて

その手は凄く温かかった。

(本当は私一人っ子だったから今回の話し正直喜んでいたのよね。兄ができるし……でも事情が事情だから仕方ないけど……)

そんな事を思っていたので私はすっかり大事な事を忘れていた。

私は急いで携帯を開けて時計を見るといつの間にかもう一時に成りつつあった。

「あっ!いけない早く準備しないと!」私は焦っていた。

その様子を奨が不思議そうに見ていた。

私は「先輩!そろそろ行かないといけないんです。」と言った。

「おっ!そうか。
何処へ行くんだ?送って行くから」

奨は優しく言ってくれた。

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