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時を越えて

第1章 時を越えて

「奨お兄ちゃん着替えるの?」と私は言った。

「そうだよ外に出ればお兄ちゃんと妹響と違うんだから」と私に言った。

それもそのはずマンションではラフな格好でどこから見ても俳優の奨と思わないぐらいだから。

「だから一人の俳優奨とその妹役の新人さんと振る舞わないと……2人がお兄ちゃんと妹のふりしているのは誰も知らないからね、またわかったら響にも迷惑がかかるからね」

私はその言葉が嬉しかった。

一方で奨の妹役の新人の言葉を聞いて、
(そっか寂しいけど妹役の新人か…)

私は急にテンションが下がりだした。

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