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時を越えて

第1章 時を越えて

その女の人が奨の前に来た。

そして「俳優の奨さんですよね」と言った。

その途端近くにいた人建ちもその言葉を聞きやってきた。

そしてまたもや「握手して下さいと。」と言ってきた。
そうしてる内にあちらこちらからファンがやってきて、奨の周りはファンでみるみるいっぱいに群がってきた。

奨も私もその光景に驚かされていた。

( すごいこんなに人気があるなんて。さすがに俳優の奨だけはあるよね)

私ごとに嬉しかった。

そんな時二人組の女の人が私の前にやってきて言った。

「ねえあなた?あの時のエキストラの中にいたよね」

「そうですけどなにか?」私は応えた。

すると、「 なんであなたが奨といるのよ変じゃない!図々しいわよと。」と言った途端私につっかかってきた。

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