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時を越えて

第1章 時を越えて

私と奨は、車に乗り目的地へ出発した。

本当に信じられない思いで。

「前の時は、ただの俳優奨とエキストラから抜擢された妹役と言うだけの関係だったのになあ、まさか今は二人恋人同士の関係で旅行に行くなんて」

私はそんな事を考えながらぼんやり外を眺めていた。

でもこの幸せな時間も4日間で終りだと思うとまた涙が出てきた。

そんな事を思っていると車は目的地のホテルに着いた。

その場所は海岸沿いにある最高級だけあってすばらしいホテルだった。

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