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Perfect Romance

第11章 飲み過ぎにはご用心


金魚みたいに口をぱくぱくさせてしまっている俺に

「二宮、可愛かったぞぉ」
櫻井さんが追い討ちをかける

「当たり前でしょ。かずはいつでも可愛いの!」

「智もエロ可愛いけど?」

「それ、何かやだ」


なんだこれ
何、このおかしな会話


…つまり

ヤッてしまったのは現実で

それなのに平然?としてる3人がいて

ついていけてないのは

…俺だけで


「ダメ…理解不能」

相葉さんに支えられたまま、俺は再び目を閉じた




「ヤバイな、…癖になりそう」

「ね、乱れかた半端ないし」

「…また、やっちゃう?」


…遠くでおぞましい会話が聞こえた気がしたけど

もう、何も考えたくない
聞きたくない

いや、聞いたらいけない

ただ、間違いないのは

もうお酒はほどほどにしなきゃいけないと言う事


ー…特にこの人達の前では



だけど
ヤバいくらい気持ち良かったのは

俺だけの、秘密






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