テキストサイズ

Perfect Romance

第13章 アブナイ夏休み



お盆休みを使って
どこかに行こうと言い出したのは
相葉さんだった


2人で行くつもりだったから
いつものように4人で飲んでる時に、雑談でその話をしていたら


何故だか皆で行くように話が変わってて

気が付いたら
櫻井さんが全部手配してくれる事になってて


何が楽しくて
男4人…


しかも行先は
夏なのに

……温泉


普通さ、夏休みって言えば
海辺とか
山なら避暑地のコテージを思い浮かべるのに


…なんだ、このおっさんチョイスは


って思うのは心の中

こんなの櫻井さんに知られたら
ー…考えただけで恐ろしい



「4人なんて楽しそうじゃん!」
相葉さんは
計画が変わったにも関わらずノリノリで

大野さんは
釣りが出来れば何でもいい
と、完全に丸投げ



「なに…二宮、行きたくないの?」
多分、気持ちが顔に出てしまったんだろう

櫻井さんが
目が笑ってない笑顔を俺に向けてきた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ