
Perfect Romance
第13章 アブナイ夏休み
すっかり寝落ちしたかずを布団に降ろす
そっと浴衣の帯をほどくと
露になる、…白い肌
そして
胸の小さな
赤い…粒
「やば…そそるわ、これ」
翔ちゃんが息を飲んだ
「ダメだよ、触ったら…」
今にも手を出しそうな翔ちゃんに釘を刺す
「分かってるよ。…さすがに部下には手は出せないって。それに」
ー…俺は智の方がいい
翔ちゃんはいきなり大ちゃんを押し倒した
「うわっ!翔ちゃ…っ!?」
あ、もうキスしてる
やっぱ酒入ると、理性って脆くなるよね
…俺だって、もうかなりヤバイもん
さっきまでの
酔っ払った可愛すぎるかずから始まって
今の、中途半端に脱がした浴衣に
しっかりムスコが反応している
「かず…いただきます❤」
ムニャムニャと唇を動かしているかずに
俺は両手をパチンと合わせた
薄い唇に、自分のそれを重ねる
何度触れても、もっと触れたくなる柔らかい唇は
少し開いていて、無意識に俺を誘っていた
髪を撫でながら、少し乾いた唇を舌で舐めると
「ん…」
吐息とともに、小さな声が吐き出された
たまんねぇよ…
何なの、この可愛いいきもの
