無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「なに言って…」

「横、見て」
言われるままに、顔を向けたかずは
途端に真っ赤になった

そうだよね

だって
翔ちゃん達が愛し合ってるんだもん


「にの…こっちおいで？」
大ちゃんがふいにかずを呼んだ


「え…な…大野さん？」
いきなり呼ばれて、かずが慌てる

「おいで…」
翔ちゃんに抱き締められたまま
にっこりと笑っている大ちゃんは

俺から見てもすごく妖艶で

…だけど、逆らえない響きの声で
かずに手を差し出した


「あ……」
吸い寄せられるように
かずが大ちゃんに近付いたら

「大野さん…っ」
頭に手を置かれ、そのまま引き寄せられたかずは


大ちゃんにあっさりと唇を奪われた


「あー…大ちゃん反則」

「だって、にの可愛いんだもん」

ちょっと不貞腐れた俺に
ニヤリとした大ちゃんは

「こら智！」

「んあ…っ翔ちゃ…」

翔ちゃんに下半身を握られて
首を仰け反らせた



なんだこれ…

エロすぎだろ



堪らなくなって
かずを強引に引っ張って俺の下に組み敷いたら

かずはまた、首に腕を巻き付けてきた