
Perfect Romance
第13章 アブナイ夏休み
確かに、乱れ方は半端ないし
ヤバイくらいエロい破壊力にものすごく興奮したけど
やっぱ二人で
誰にも邪魔されずに愛し合いたい
「分かってるよ。俺も、調子に乗ったから…それに」
ー…これ以上は仕事に間違いなく影響するし
翔ちゃんがそう呟いたけど
…もう影響すると思うのは俺だけ?
それとも翔ちゃん的には、まだ違うの?
「えー…もう、ちゅー出来ないの?」
何故か不満顔の大ちゃんは
「にののちゅー、気持ちいいのにー」
唇を尖らせて拗ねている
「やめて…大ちゃん…」
大ちゃんが言うと冗談に聞こえないから!
「ばーか、冗談だよ。俺だって翔ちゃんがいい」
慌てる俺を見て、大ちゃんがクスクス笑った
腕の中のかずに触れるだけのキスをして
ゆっくりと目を閉じる
心地好い気怠さに身を任せれば
すぐに訪れる睡魔
かずはとっくに夢の中
ねぇ、かず?
もう、後戻りは出来ないよ
だってまた
愛してるが大きくなったから
