テキストサイズ

Perfect Romance

第19章 HappyHappybirthday!





目が覚めるといつも相葉さんの腕の中

俺が起きるまで絶対にいなくならない事に気付いたのはいつだったかな



「おはよ、相葉さん」
見上げながら、そう言えば

「んふふ、おはよ」
返事とともにチュッとおでこに軽くキス



「今日、俺スーツ着てく」

「は?」
いきなり何を言い出すのかと思ったら

「大ちゃんちに行くのに、着てく」

「なんで?」
仕事じゃないのに、何で?


「だってかずのくれたネクタイ、早く着けたいんだもん」

そういう事か
…嬉しいような、恥ずかしいような


でも

「じゃあ、俺もあれ、着けてくよ」
ー…せっかくの贈り物だしね

そう言って笑ってみたら

…相葉さん、凄く嬉しそう



「そろそろ起きよ、…買い物行くでしょ」

このままだと…何かもう一回、なんて言い出しそうな雰囲気を感じて
相葉さんの腕から先に抜け出すと、すぐに箱の中のバングルを取り出した


「大事にするね」
まだ横になってる相葉さんに、腕につけたそれを見せると

また、相葉さんの顔が綻んだ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ