
Perfect Romance
第20章 秘密?の社員旅行
無遠慮に、シャツの中に手を入れてくる
…直に肌に触れる手が既に熱い
「やだ…やめろって…」
ずっと肘まくらをしてた右手は痺れちゃって上手く動かないし、まして後ろから項にキスまでされてたら
益々力は入らなくなっていく
「お前…本当節操なし…っ」
「かず限定」
憎まれ口を叩いても、聞くわけない
左手はどんどんと上に上がっていって
戸惑う事なく乳首に辿り着いた
「んっ!」
まだ柔かなそこを、指で引っ掻くようにされれば
分かっていても声が抑えられない
だってこの後にくる快感を、体が覚えている
指先で押し潰してみたり、くるくると捏ねるようにされて
固くなったそこが更に敏感になっていった
「固くなってきた…」
耳に息を吹き掛けるように囁かれて、背中がゾクリと粟立つ
痺れている右手は、もうすっかり脱力していて
クッションに頭を預けていたら
いつの間にか相葉さんの右手が俺の頭の下にあったクッションと差し替えられていた
