
Perfect Romance
第20章 秘密?の社員旅行
時折視線を合わせては、お互いクスクス笑って
何度もキスを繰り返す
だけど、フローリングの上にいるからか
段々と体が痛くなってきた
「「ベッド…」」
"行かない?" と言う台詞が同時に出て
思わず二人で目を合わせると
「やっぱ痛いよね…」
相葉さんが苦笑して
「うん、さすがに痛い」
俺も困ったように笑う
二人で起き上がって、立とうとしたら
ふいに俺は抱き上げられてしまって
「お運びします、お姫さま」
「バカ!」
思わず本気で頭をひっぱたいた
「いてっ!!」
うん、小気味良い音がしたもん
「アホな事言うからだっつーの」
「もー…覚えてろよ?」
ニヤリと相葉さんが笑う
「知ーらない」
降りない意思表示に、相葉さんの首に腕を巻き付かせた
相葉さんがフフッと笑って、寝室に向かって歩き出す
寝室に着いて、ベッドにぽん、と投げ出されたと思ったら
相葉さんは最初から激しいキスをしてきた
さっきまでの戯れで、充分昂ってたのは俺も同じで
お互いの服を脱がすのももどかしく
…朝まで何度も愛し合った
