
Perfect Romance
第22章 運命って信じる?
シャツが開かれて、かずが自ら袖を抜こうとしたところでそれを止めた
不思議そうに俺を見つめるかずに、にっこり笑うと
「え…っちょっ……!」
焦るかずを無視して、かろうじて袖に引っ掛かったままのシャツを後ろに回し
腕が抜けないのを確かめてから、残ったシャツを軽くしばり
……後ろ手に拘束した
「あいばさ…っなに…?」
かずが怯えたような目で、俺を見上げる
「俺に……全部預けて?」
「え……」
「かずはただ、気持ち良くなってくれればいいから
…俺の事以外、考えられなくしてあげるからね」
何か辛い事があるなら
…吐き出せないなら、
そんな事忘れるくらいに俺が上書きするよ
それにさ
怯えた顔してても……
かずのソコは、……もう期待してんじゃん
触って欲しいって、ズボンの上からもはっきり訴えてるよ?
脱がせられなかったアンダーシャツをたくしあげる
かずが “え、“ と言う間もなく、露になった胸の赤い小さな尖りに
軽く、チュッと口付けた
