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冷凍プリン♡

第1章 高校初日まさかの…



「なんで、私はこんな大事なときに遅刻するのよ~。ホントあり得ない。」

「お前も遅刻かよ。」


ん?この声は、誰だ?

恐る恐る隣で走ってる人を見ると…そこには、黒須 悠馬(くろす ゆうま)が全力で私と対抗しながら、走ってた。


「黒須も遅刻?仲間がいて、よかった~。」

「よくねーよ。お前と揃って遅刻なんて初日からクラスの笑い者になるじゃないか。」

「はい~?なにそれ?こっちのセリフですけど。」

「俺が言ったセリフをパクるんじゃねーぞ。んじゃ、お先に失礼!」

「ちょっと、待ってよ~。」


黒須とは、小学生の頃から一緒で高校も同じ。


顔がいいらしく、モテるけど、私と黒須は、昔から喧嘩友達として有名。


朝からついてなさすぎる…。

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