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今、俺様キャラ降臨なんてしなくていーのに……！
優しく甘えさせてくれる松本だけでいーのに。

俺は半泣きで、松本から離れようと頑張った。

でも、一回りも二回りもでかい体に抱きこまれると、 身動きがとれない。

そのうちに、松本が魔法のような早さで俺のベルトを緩め、制服のズボンの前をあけたのに気づく。


…………いつのまに…！


焦ってると、松本の大きな手のひらが、ボクサーパンツの上から直に撫で上げてきた。


ちょっ……


あまりの快感にめまいがする。



「…………硬いよ？」


耳元で囁かれる。


「……ちょっと……！」


恥ずかしさの極みだ。
今の自分の姿を想像するだけで、頭がどうにかなりそうだ。

なのに、どんどん熱くなってゆく体。
下半身がムズムズする。
汗がでてきた。
腰が砕けそうだ。


この波に身を任せることができたらどんなに楽だろう。


俺は松本の背中をひっかいて訴えた。


「ちょっ……マジで…………！」

「嫌だ。こんな可愛いカズ、絶対離さない」

「だめです……っ」

「……出したい？出せよ」


無理……！