
キラキラ
第14章 LOVE &らぶ
「にの、素の顔だったぞ。真っ赤だった」
翔ちゃんが、その場面を思い出して、苦笑いした。
俺は、にのの唇の感触を思い出す。
翔ちゃんと違って、少し薄くて、小さかった。
普段ありえない距離の、にのは、なんだかすごくいい匂いがして…………。
普段、香水なんてつけないやつなのに。
不思議だな、と感じた。
「今はにののこと考えんなよ」
「(笑)よく分かったね…………」
不満そうに口をふくらまして、俺の頬に触れてくる翔ちゃん。
翔ちゃんの指や手のひらは、大きくて、長くて。本当に温かくて安心できるから、大好き。
心地よくて目を閉じると、
「おーい。寝るな」
と、笑いを含んだ声で肩をゆらされた。
澄んだ大きな目が、じっと俺を見つめてる。
綺麗な二重。
つくづくイケメンだ。
この目も、この手のひらも、この声も、この体も……………全部俺のもの。
そうだよね?翔ちゃん。
「……………にのには、あやまらないといけないなあ」
呟くと、
「……………雅紀がいるから大丈夫だよ」
翔ちゃんが肩をすくめた。
相葉ちゃんは、にのに首ったけ。
あの二人は、歴史が長いから、俺らより、お互いのことを分かっているだろう。
少々どちらかに何かがあっても、フォロー対策は万全で。
今ごろ、俺のキスは、しっかり上書きされていることだろうな。
「そだね…………………ねえ……翔ちゃん」
「ん?」
「俺を好き?」
翔ちゃんは、一瞬固まり、それから満面の笑みを浮かべた。
「なんべん言ったら分かってもらえるの?」
「何回も聞きたい」
翔ちゃんは、眉を下げて、俺の一番好きな笑顔になった。
そして、ゆっくり体をおこし、真上から覆い被さるように俺を見下ろして、艶のある声で低く囁いた。
「……………好きだよ、智くん」
「……………」
「愛してる」
「……………俺も」
瞬間、俺の中にいたままだった翔ちゃんの硬度がぐぐっと増した。
不意打ちの刺激に、体がびくっとしなった。
「…………ぁ………翔ちゃん」
「……もう一度しよ」
「……………このまま?」
「うん。このまま」
言って、翔ちゃんは大きく腰を揺らし始めた。
「……………あっ…………んっ」
「智くん……………」
翔ちゃんが、その場面を思い出して、苦笑いした。
俺は、にのの唇の感触を思い出す。
翔ちゃんと違って、少し薄くて、小さかった。
普段ありえない距離の、にのは、なんだかすごくいい匂いがして…………。
普段、香水なんてつけないやつなのに。
不思議だな、と感じた。
「今はにののこと考えんなよ」
「(笑)よく分かったね…………」
不満そうに口をふくらまして、俺の頬に触れてくる翔ちゃん。
翔ちゃんの指や手のひらは、大きくて、長くて。本当に温かくて安心できるから、大好き。
心地よくて目を閉じると、
「おーい。寝るな」
と、笑いを含んだ声で肩をゆらされた。
澄んだ大きな目が、じっと俺を見つめてる。
綺麗な二重。
つくづくイケメンだ。
この目も、この手のひらも、この声も、この体も……………全部俺のもの。
そうだよね?翔ちゃん。
「……………にのには、あやまらないといけないなあ」
呟くと、
「……………雅紀がいるから大丈夫だよ」
翔ちゃんが肩をすくめた。
相葉ちゃんは、にのに首ったけ。
あの二人は、歴史が長いから、俺らより、お互いのことを分かっているだろう。
少々どちらかに何かがあっても、フォロー対策は万全で。
今ごろ、俺のキスは、しっかり上書きされていることだろうな。
「そだね…………………ねえ……翔ちゃん」
「ん?」
「俺を好き?」
翔ちゃんは、一瞬固まり、それから満面の笑みを浮かべた。
「なんべん言ったら分かってもらえるの?」
「何回も聞きたい」
翔ちゃんは、眉を下げて、俺の一番好きな笑顔になった。
そして、ゆっくり体をおこし、真上から覆い被さるように俺を見下ろして、艶のある声で低く囁いた。
「……………好きだよ、智くん」
「……………」
「愛してる」
「……………俺も」
瞬間、俺の中にいたままだった翔ちゃんの硬度がぐぐっと増した。
不意打ちの刺激に、体がびくっとしなった。
「…………ぁ………翔ちゃん」
「……もう一度しよ」
「……………このまま?」
「うん。このまま」
言って、翔ちゃんは大きく腰を揺らし始めた。
「……………あっ…………んっ」
「智くん……………」
