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人は嘘をつく生き物なのだと、ドゥルーがそう言っていた。

しかし、ジュールにだけは自分を偽りたくない……それが今の正直な気持ちだった。

果てが近付いたのか、ジュールが身体を離そうとする。いつものようにひとつになろうとしてくれているのかもしれない。

しかし、リュヌは懇願していた。

「はあっ……はあ……このまま……お願い……頂戴……」

いつもジュールがしてくれているように、自分も受け止めたかった。

あの滴を。ジュールを、体内に受け止めたかった。

ジュールがその身を任せると、リュヌは手を添えてその塔をしごきたて……一段と膨らんだ先端が時の終わりを告げる。

そして飛び散るその滴を口の中に受け止めると、リュヌは目をつぶり、それを大切に飲み下していた。

しかし、口の中のジュールはその熱さも硬さも損なうことはない。

ジュールはリュヌを押し倒すと、まだぬめりの残る肉茎をリュヌに突き立てた。